2015/11/15

いのちをいただく。


主宰の前田征紀さんのお話を聞きに
岐阜県美濃に
行ってきました。


cosmicwonder.com 写真:長島有里枝


「かみのひかりのあわ 紙衣」
手漉き和紙でつくる紙衣


「神」かみ 「紙」かみ

音源が同じ。

昔の人は紙に神が宿っていると感じ取っていたのでしょうね。

展示されていた紙衣は
おお麻の繊維を紙にしたもの。

紙の繊維の中に野草を混ぜ込んだ
神々しいものでした
!!


で、

正直 わたしは、
前田さんのコレクションを着こなせるだけの
研ぎ澄まされた精神を
持ち合わせていないので、

(まだまだね。いつかそっちに辿り着きたいのよ・・)

一点も持っていないのだけど、

消費社会の中で
モノづくりするお人として
とても共感するお方です。


最後に
前田さんの考えで一番感銘を受けたのは、

長い時間をかけて完成された服は、
関わった人すべての「いのち」と同じこと。


想像してみて下さい。

草を刈って、木を伐って、

なが~い時間をかけて糸にして、

草木で色つけて、

織って織って織って
織って織って織って
織って織って織って

針を通して

ちくちく
ちくちく




時間=いのち


人の命は限られているものね。

昔の人たちの物々交換は
命と命の交換で。



前田さんはモノ作りの方でありながら
哲学者のようでした。

彼が消費社会の中で、
「ファッション」をやめてしまった理由が
ちょっと分かった気がした日でした。